今回は、最近出た論文をシェアします。 Lancet OncolにBYLieve試験の結果が、論文化されました。 https://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(21)00034-6/fulltext CDK4/6阻害薬後のPIK3CA変異ありに対する、alpelisibのphase2試験。 Median PFSは7.3ヶ月。6MのPFS rateは54%。 単アーム試験&セッティングも異なりますがSOLAR-1の結果と比べても遜色なさそうな印象。 現状、CDK4/6阻害薬の後治療は議論がわかわれるところですが、PIK3CA変異ありであれば、CDK4/6阻害薬後の治療は、PI3K阻害薬併用という流れにはなっていきそう。 日本では使えないので、相変わらず悔しいところです。 これからもちょくちょく文献の紹介はしていこうと思います。 Terada
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